楽しみながら強くなれる!田村装備開発(株)の『ガチタマTV』!
2011年07月28日
マルイ製 ステアーの整備~
こんばばばばんわ


今日はですね~
マルイ製のステアーAUGのカスタムを載せますよ~
祝いステアーHC


私の師匠で友人のウスイ氏からのオーダーで、こんなステアーを組んでみましたので
ご紹介します

とあるSHOPさんカスタムに習いサイレント加工もしてますので、お楽しみに~
って前に記事にUPしてますか




ではではいきますか~
これは私が持っているステアーAUGのサイレンサーカスタムです

ファーストさんのジェノサイドアサシンを購入しちゃったので、すっかりガンラックに飾っている
だけでしたら、ウスイ氏が「譲ってもらえるステアーありませんか?」と

これで良ければ構いませんが!!!10年近く使ってないので整備しないと

「お任せします~

まずは初速測定って・・・オイオイ


まあ~10年ですからね~OILもガチガチでしょうしね~さあヤル気茶屋ですね

と、整備を開始しようと思いましたら・・・写メが到着

「キラさんへ ステアーですがSMGやHCみたくグリップ前にマズルが来るぐらい短くお願いしますmm
それと消音加工もお願いプリーズ


よっしゃ~任してくっさいな~と言う訳で部品探しを始めましたが。。。
今は中々ステアーのパーツって無いですよね。。。
フロンティアさんに聞いたり丸さんのツテでシールズ工房さんへ聞いたり。。。
色々と検討しましたが、エチゴヤさんにKM企画のSMGキットが在庫ありましたので
取り寄せてそれでカスタム開始と言う運びになりました


と言う訳で分解開始~
インナーバレルを固定している小さいビスを2本取ると抜けます
するとこーなります
次にアウターを取り外しますので、グリップを取り外します
底蓋はバネで引っ張られて取り付けてありますが、これが意外にも強力なので
取り外し、取付には気を付けてね

根元のピンを取り外します
するするポン

詳しくはKM企画さんのパーツに付属する「取外し手順書」に書いてありますので参照してくださいね

六角でネジを外してサイレンサーを取り外し
UPUP~

使ったのはコイツです

ちょっときつい場合は削ります

ハイダーを取り付けるとこんな感じになります~
メチャ短いですね~
ちなみにハイダーは同じくKM企画のSR16ハイダー(正ネジ)です


上に写っているのが付属するSMGハイダーです

インナーを入れるとこんなに飛び出します

これでは長すぎるのでパイプカットします

切っても360mmですから、M4と同じですね~初速が出やすい一番調整幅のあるサイズですね

カットしたら面取りします
面取りするとテーパーも掛ります

ダイヤモンドヤスリとペーパーとコンパウンドで綺麗に仕上げて完成です

次はメカボです
フレームの四角い部分を押してあげるとボディーとフレームが離れます

こんな感じで前が取れますね~
ボディ兼ストックの底部のゴムパッドを外してネジ2本と取り外してメカボ固定カバーを取ります。
するとメカボが見えますので、逆さにしてトントンしながら取り出します

登場しました~

早速分解します
殆ど使ってないのでピニオンも綺麗綺麗

ご対面~
10年前のグリス達よ~

さて掃除しましょ

全部を綺麗にして欠けや摩耗が無いか確認しましたが、まだ大丈夫ですので
中身は基本的にノーマルを使ってブラッシュUPしていきましょう

ゴム類は経年劣化しちゃうので交換です

上が既存で下が新品です

バネはヘタってしまったので、ライラ製のM90SPに交換です

ちなみにオーダーでは「チーム規制で0.2gで90m/s以下でお願いしまーす」との事です

インナーバレルが短くなったのでシリンダーへ穴明け加工します
黒点がM4シリンダーの位置です
ボール盤を使い両サイドに10mmの穴を開けました
中はバリだらけなので綺麗にします
リューターとコンパウンドを使い綺麗にバリを取り除きます
こんな感じです~
今後はホーニング加工も出来るように工具を選定してます

写真撮り忘れてますが、ピストンはマルイ製に穴を4個開けて後方給排気に変更して
レールも加工してます。
それと初速調整とレスポンスUPでセクターを3枚落とし、ピスクラ対策で1枚落としてあります~
また今後のHC(ハイサイ)へ対応出来るようにSHS製の6mmメタルへ交換しました

スイッチ接点も汚いのでピカールで磨きます
ね

試運転したんですが、モー少しレスポンスが欲しいのでモーターをEG700SからEG1000Sへ
交換します

こいつに交換です~
ハンダを盛って取り付けます

意外にも配線が太いですね


電気抵抗は長さに比例して大きくなり太さに比例して減少しますから

で一応メカボ完成

で9Vでこんな感じ


お次はサイレント加工です

メカボがボディ兼ストック部に当たる部分に制振材を貼ります

また振動の大きい所に貼り付けます。
車のスピーカーで「デッドニング」と言う事をした方はご存知ですね

または自作でスピーカ製作した方はご存知ですね

ようは余計な音を発生させないよーにするんですね~
で、消音材として使うのはスピーカ用の消音材です

白いコイツは消音効果が高いですよん

で、この隙間に細かく切って少しずつ詰め込みます~
この時にトリガー付近に詰めないよーに気を付けて下さいね~
トリガー引けなくなりますからね~

キッチリ詰めて蓋をします

消音加工する事で消音材を詰めるのにエジェクトポートカバーのチャージングハンドルを引いた
連動機能は無くなります

なもんで、片側1個でしたゴムカバーを両側に取り付けます

これはフロンティアさんで購入してきました

お馴染みですが、ステアーはトリガーの引き代でセミとフルオートを分けますがセレクターでライブ
にする事が出来ますよね

マルイ製ステアーHCもライブになりましたね

加工済が上でノーマルが下です
違いはこの溝を2本入れてあげる事と裏側の加工をする事です~
裏の写真忘れた・・・
コイツでセレクターの位置を固定して、裏側の加工でトリガーの引き代を調整します~
今度シャドーステアーで写真撮っておきますね~
ステアーマガジンの摩訶不思議???
この穴???
こいつにBB弾が引っかかり巻き上げ不良を起こしますので、これをプラ版で塞ぎます

こんな感じです

最後はHOPチャンバーを新品に交換します

これも使っていると部品の摩耗で初速にバラツキが出ますので、定期的に交換をお勧めします
インナーバレル&HOPチャンバーを取り外します

おっと・・・上にマルイ製ガバメントのカスタム途中が写ってますね。。。
目指すはコンバットマガジン8月号のガバメントをご覧ください~
あれを目指してマルイ製のM1911A1をダメージ加工してます

上が既存で下が新品です

HOPパッキンもゴム製品なので、新しくしてますよ~

インナーバレルを付け替えて
HOP表示のシールが剥がれやすいので両面テープで最接着します
で組み上げて、本体をお掃除して完成でーす

コイツ中々の上出来です

サイレンサーを付けなくても中々の消音ですよ

試しに手持ちのサイレンサーを付けると静か静か

今週末のゲームに持って行き実射性能を確認してきますね~
引き渡しは来月になりますがお楽しみにして下さいね


HCへも対応できるよーに基本パーツは交換してありますから、飽きたら再度カスタムしましょうね~
ではでは~
